『病は気から』という言葉がありますが
科学的にもある程度は説明できるみたいです。
あくまでも統計データであるためカラクリは完全には解明はされていませんが・・・
例えば、精神的なストレスによって
免疫力の低下が論文で発表されています。
また、『プラシーボ効果』というのも有名ですね。
風邪を引いている人たちを二つのグループに分けて
一方のグループに風邪薬、もう一方のグループにビタミン剤を
処方して比較したという実験を行ったそうです。
その結果、両グループとも治った割合が同程度だったそうです。
もちろん、個々人によっては免疫力の程度が異なるのですが、
実験は基本、繰り返して検証されるので信頼できると思います。
また、アメリカである癌を患った患者がいたそうですが
彼は通常の治療では難しい状態でした。
彼は元々悲観的な人間だったこともあり、
悲嘆に暮れて、塞ぎ込んでしまいました。
そこで、医師が『効果的な新しい治療法がある。試してみないか？』と
彼に提案したそうです。
しかし、彼は絶望しており、耳を傾けませんでした。
医師はあきらめずに何度も説得を続けました。
すると彼は『わかった。そこまでいうのなら、あなたを信じよう。』と
遂に説得に応じることにしたのです。
その後、治療が始まったのですが、驚くべきことに考えられないスピードで回復していったのです。
最後には彼は完治まで至ることができました。
そして、２年近くの時間が経ちました。
彼は朝起きて、いつものようにコーヒーを片手に
新聞を読んでいました。
すると、自分が受けた治療法は全くがんには効果がないということが
小さく記載されている所が目に入ったのです。
そして、その半年後にがんが再発して亡くなってしまったそうです・・・。
もちろん、この話は信憑性に疑問を持ちます。
基本的に癌は再発リスクが低くはないので、
何とも言えません。
しかしながら、見過ごせないこともあります。
これもアメリカの学会の発表なのですが
治療に楽観的な患者と悲観的な患者を比較した場合、
死亡率が１５％ほど差が出たそうです。
このように確実とは言えませんが
心が体へと強く影響を及ぼす可能性も否定はできません。
なので、出来るだけストレスが少ない、あるいは解消ができる生活を
心掛けたいものですね。
ストレスを減らすための工夫、ストレスを解消する工夫を
考えてみましょう。
ちょっとした小話として
どこで聞いたか、読んだかは忘れましたが
面白いビジネスをしている人がいるようです。
部屋とその部屋に家具を準備して
お客さんにストレス解消として、暴れたり、壊してもらうというものです。
ちゃぶ台返しみたいなことをやってみたいと思っている人にはいいかもしれません。
自宅でやると、後処理が面倒なのと
正気に戻った後の片づけ時に、自己嫌悪に陥ると想像できますが、
このサービス？を受けるとコースによって異なりますが、いろいろできるそうです。
こうのサービスを受けるのはおススメできませんが、こういうやり方もあるということで
柔軟に工夫してみてください。
2014-12-18 |
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